
司書
先輩職員
知る権利を下支えする
生徒と本の架け橋
平成28年4月入庁
教育委員会事務局 四日市西高等学校
垣内さん

図書館は色んな資料や情報を必要とするすべての人に提供することで、人々の知る権利をそっと下支えしています。私は自分の地元である三重県で、県内に住む人々の大切な権利を支え守る存在になりたいと思い、県職員を志望しました。

私は図書部に所属しています。図書部には司書の私以外に主任の教員が所属しており、一緒に学内にある図書館の管理・運営を行っています。
主に私は図書館の管理・運営に関する事務を担当しています。図書の選定や発注、受入、貸出、各種展示、イベントの企画、生徒や教員からの図書に関する相談・調査への回答(レファレンス)、授業で図書館を利用する際の支援など業務は多岐にわたりますが、生徒と本を繋ぐ架け橋として仕事をしています。

| 8:20 | 開館、朝の職員打ち合わせ |
| 8:30 | カウンター業務(貸出などへの対応) |
| 8:50 | 選書、図書の受入、装備 |
| 11:55 | 昼食 |
| 12:40 | 図書委員と一緒にカウンター業務 |
| 13:15 | 質問の調査、授業利用の準備 |
| 15:05 | カウンター業務、レファレンス対応 |
| 16:30 | 閉館、返却本の排架など後片付け |
| 16:50 | 退勤 |

私のもとへはっきり知りたいことを限定して質問にくる生徒もいますが、自分が何について調べたいのか定まらず、漠然とした疑問を持った状態でやってくる生徒もいます。その漠然とした疑問の中から、本当にその生徒が知りたいことや必要としている情報を引き出し、適切な資料で彼らが満足できる回答ができたときに大変やりがいを感じます。

「面接練習で何か本を一冊読んで紹介しないといけないのに、いい本が見つからない」と悩む生徒に、一見するとその生徒が希望する進路とは無関係に思える本を手渡しました。生徒は不思議がっていましたが、全く関係性がなさそうに見える本でも実はあなたの目指している職業とこんな繋がりがあるんだよと例を出しながら伝えたところ、「考えてもみなかった!」と面白がって渡した本を借りてくれました。後日生徒に会うと、最後まで読んでその本を紹介する本に選んだこと、うまく進路と関連づけて紹介できたことを教えてくれ、「司書さんに聞いてよかった」と言ってくれました。生徒にとって大切な場面で役立てたのが嬉しくて、とても印象に残っています。

私は司書になる前、法科大学院で法律を学んでいました。司書の職務とあまり関連性がないように見えるかもしれませんが、そこで得た知識が今仕事の中で役立っています。みなさんもぜひ色んなことを見て、聞いて、経験して、学んでください。それらはきっと無駄になりません。将来の仕事や生活の中で、何かの形で活かせるはずです。
キャリアパス
年度 |
配属・役割 |
|---|---|
| 平成28年4月 | 入庁 |






